はじめに 前回はとりあえずMPEG-2 TSから1つのTSパケットを取り出し、それを1行でダンプしてみました。TSパケットを解析する場合、次にTSヘッダを解析します。TSパケットは大きく分けるとTSヘッダとペイロードの2つで構成されています。 下図の「header」と「payload」が該当します。 ISO/IEC 13818-1 より引用 「Transport Stream syntax diagram」 TSヘッダは通常4バイトになり、残りがペイロードとなります。ただし、adaptation fieldがある場合、4バイト+adaptation field長となります。 TSヘッダについて TSヘッダに記述されているデータについては先ほどの図にあるようにsync byteからadaptation fieldとなります。 私がTSパケットを解析する際はsync byte(0x47)を始め