Python の標準出力には3つのバッファリングモードがあります。 バッファなし。バイナリモードとなり、データが即座に渡されます1。 行バッファリング。改行されるたびに、暗黙的にフラッシュします2。 ブロックバッファリング。バッファが足りなくなるたびに書き出されます3。 デフォルトでは、インタラクティブだと行バッファリングとなり、それ以外だとブロックバッファリングとなります4。この記事では、ブロックバッファリングとなっている標準出力を、行バッファリングあるいはバッファリングなしに設定する方法を4つ紹介します。 python -u python コマンドに -u 引数を与えると、標準入出力及び標準エラー出力がすべてバッファリングなしになります1。ブロックバッファリングを止める最も簡単な方法です。一時的にバッファリングを止めた状態でスクリプトを実行したい場合に適しています。しかし、実行する度に