いやぁ酷い目に遭いました。実は先週出場した銚子マリーナ国際トライアスロンのバイクセクションで接触転倒してしまい、肩鎖関節を脱臼してしまったのです。靱帯が三本とも断裂する文字通りの“重症”で、左半身の皮膚は肩から臀部に欠けてボロボロに擦り剥けています。しかし事故報告をした編集部から帰ってきたメールは……。 「フェルディナント様 そりゃ災難でしたね。ご愁傷様。 で、右腕ですか左腕ですか。 仮に右腕でも締め切りは変わりませんから(笑)」 これだけです。 何ですか、「ご愁傷様」って。まだ死んでいません。 どういう事ですか、(笑)って。いったい日経BP社は私の事を何だと……。 いや、失礼。見苦しい楽屋裏を晒してしまいました。クルマには何の関係も無いことです。では早速、張り切って参りましょう! 捨てられる部分がない、困った困った と、その前に今までの流れを整理しておきましょう。ご存じの通り、当「走りな