眼下には東京タワー、向こうには東京湾の海岸線……、光が散りばめられた夜の景色が大きな窓一面に広がっています。東京の雄大さには、思わずためいきがもれてしまうほど。こんな贅沢な風景に恵まれた図書館が、六本木ヒルズにはあるのです。それが「六本木ライブラリー」。しかし、それはいわゆる普通の図書館とは異なり、知的な「たくらみ」と人々の情熱が響きあうかのような……、でも、静寂に包まれた場所でした。 夜空にそびえる六本木ヒルズ。この49階を利用できるという魅力は大きい 使い方はそれぞれ。六本木ヒルズに自分の贅沢空間を 世界的な建築家として知られる隅研吾氏がデザインしたライブラリーの空間は、すっきりと落ち着いているものの、どこか刺激的。東京の景色が一望できることもその理由のひとつに違いありません。とにかく、シンプルだけど贅沢さを感じさせてくれます。 ライブラリーカフェ入口にあるメンバーズ受付 天井が高く、