日本で生活する以上、日本語をいくら知っていても損はありません。 語彙力をつけて受験や漢検に活かす人もいるでしょう。 しかし勉強目的ではなくても、たとえば、語彙力がなければ読書をするときに困ることになります。 特に難語と言われる一発変換できない言葉が出てきた時は、検索するのですら面倒…。 というわけで、難語に遭遇してしまう前に、難語の登場する小説から例文を抜き出して覚えてしまおう!という企画です。 城平京『名探偵に薔薇を』。 漫画『スパイラル ~推理の絆~』の原作者でもある城平京のデビュー作です。 今回はこちらから抜粋してみます。 ミステリなので初回から結構エグい単語も出てきたりしますが…笑 ネタバレはしないので、本を読む前の予習にもどうぞ。 『名探偵に薔薇を』に登場する語彙(単語)轢断(れきだん)意味:列車などが、ひいて切断すること。 木の葉はいつか風に巻かれ、レールの上で轢断されていた。