2010 年のキーワードを事例と共に紹介するミニシリーズ。今回は「Talk Now」です。コミュニケーションデザインという言葉はよく耳にしますが、語られる内容は主に情報発信者側が伝えたい情報(思い)を伝える方法にフォーカスされがちです。今回ピックアップしたキーワード「Talk Now」は一方通行の伝達ではなく、双方向・多方向による対話を指しています。人と人、サービスと顧客、そしてコミュニティとコミュニティによる相互関係が対話を生み出します。デザインをする立場から言えば、対話がしやすい環境作りと仕組みを作ることが必要とされるでしょう。 瞬時のフィードバックを期待する人々 昨年の6月には6500万もの Tweets が1日に流れていました。もちろん、今現在であればこの数字はさらに大きなものになっているでしょうし、情報の流れはさらに早く複雑なものになっているでしょう。人々は今この瞬間を楽しむよう