都心部にある施設として、人々の日常生活に寄り添うことができる水族館です。自由な動線で構成された館内には多くの椅子が設置され、水辺の公園のようにゆったりとした時間を過ごすことができます。また展示手法の工夫によって、くつろぎながらも様々な角度や視点、感性からそこで暮らすいきものたちに親しむことができ、来館者がいきものやスタッフと一つの空間で繫がっている感覚を抱くことができます。水槽デザインやサイン計画、照明計画から、リーフレットやチラシのデザインに至るまで、様々な分野の方とのコラボレーションを通じて、洗練された空間作りとそこで生まれる来館者とのコミュニケーションのあり方をデザインしました。