人というのは自己愛からあまり免れない。本当は、この世界でその自己愛を鏡像のように確信したいという欲望を持っている。知的な人は知的みたいなことをほざいて、頭がいいと見られたい。そんなもの。 だから、恋愛というより、ボクだけが内緒で知っているこんな素敵なボクちんをわかってくれるのはどこの誰?みたいな、ケロロになった王子様的なことをしている(これが現実ではけっこう他人から見ると不毛な努力マッシグラ)。でも、ケロロはケロン人。蛙は飼える(ちゃんと管理しよう)。 じゃ、自己愛を捨てちゃえば、いわゆるモテ状態になるのか? なるよ。ヤクザの女の落とし方というのを薄めてマニュアル化すると効果的。 あるいは、己を知り敵を知れば百戦危うからずで、落とすべき相手(女)もケロン人だと思えばいい。つまり、女のほうでも、ワタシだけが内緒で知っている素敵なワタシをわかってくれる白馬の王子様などこどこ?と思っている。もち