『斉藤さん』というアプリはクレイジーだ。見ず知らずの人と突然テレビ電話で繋がる、そんな体験にハマる人が続出し、利用者は約930万人を突破した。その仕掛け人がユードーの南雲玲生氏。音楽ゲームの原型『ビートマニア』の産みの親でもある。彼のアタマの中は一体…そして発想の原点とは? いかにして南雲玲生はヒットメイカーになったか。 生粋のヒットメイカーは? こう問われれば、その一人に『南雲玲生』の名前を挙げてもいいはずだ。 音楽ゲームの原型となった『ビートマニア』は、多くの中毒者を生み出し、一大ムーブメントとなった。神がかり的なプレイを繰り出すプレイヤーはゲームセンターでヒーローだったし、そこからさまざまなコミュニティや文化が誕生した。 『ビートマニア』の父ともいえる南雲氏は大手ゲームメーカーを退職後に起業。活躍の場をスマートフォンアプリに移した後も、その才能を遺憾なく発揮する。音楽やゲームとは異な