GoogleのTim Bray氏が昨年末に公開した「Year-end View of the Mobile Market (2010年末のモバイル市場見通し)」が面白い。ちょっとズレてるようで、しかしよく考えてみると「それもあり得る」と思えてくる。Googleと一線を画した個人の立場から、スマートフォン/タブレット市場全体に通底する見通しを大胆かつユニークな切り口で語っている。 (サービス契約の)重荷のないハイエンドのハンドセット(スマートフォン)が500ドル、(2年間の)サービス契約を交わすと同じデバイスが199ドルに割引きされる。どちらが得かというと前者である。これに気づいた誰かが冷蔵庫やTV向けと同じような支払いプランを用意してくれないかと思う 米国の携帯電話のビジネスモデルは欧州に類似していると思われがちだが、むしろ日本に近い。モバイル端末は通信事業者の専用品のような形で提供されて