「巨人の星」インド版、年末放映=スラム少年がクリケット選手に 「巨人の星」インド版、年末放映=スラム少年がクリケット選手に 【ニューデリー時事】日本の往年の野球アニメ「巨人の星」が、現代インドに舞台を移してリメークされる。題材は同国で大人気の球技クリケットで、日印のアニメ会社の共作。インドの娯楽専門チャンネルで12月下旬から放映予定だ。 原作は、かつての高度成長期の東京で質素な長屋に住む主人公・星飛雄馬が父・一徹の厳しい指導の下、プロ野球界で頂点を目指す内容。インド版では、最大商業都市ムンバイのスラム街に暮らす少年スーラジが多くの葛藤を経験しつつ、プロのクリケット選手として成長する姿を描く。 一徹に当たる父親シャームはクリケットの元インド代表候補で現在は三輪タクシーの運転手という設定。ライバル選手、花形満はビクラムに名を変え、財閥系企業の御曹司として首都ニューデリーのチームに所属する。