docomoがこの夏モデルから導入した「iモードブラウザ2.0」。CookieやReferer、JavaScript対応など従来より大幅に進化しているのは間違いないのですが、ちょっと気になることもちらほら。この記事では新たに導入された「VGA描画モード」について書いてみたいと思います。 実は今までのiモード端末では、画面がVGA(480×640)以上の解像度を持つ端末であっても、画像ファイルなどはQVGA(240×320)を想定して描画を行っていました。つまりVGA端末では画像が縦横2倍に拡大表示されていたわけです。これは従来のQVGA端末との互換性を優先した仕様ですが、せっかくのVGA解像度が生かされず、画像が粗く表示されてしまうという問題点もありました。 そこでiモードブラウザ2.0では、従来のQVGA描画モードに加え、画像ファイルなどをネイティブにVGA描画するモードが追加されました