米航空宇宙局(NASA)は今月16日、地球に衝突して被害をもたらす危険のある小惑星は約4700個とする推計を発表した。 NASAは広域赤外線探査衛星「WISE」から送られた画像を解析し、直径100メートルを超す大きさで、地球から800万キロ以内を通過する可能性のある小惑星の数を調べた。その結果、プラスマイナス1500個の誤差で、4700個がこの条件に当てはまることが分かった。800万キロは地球から月までの距離の約20倍にあたる。
2012年5月17日、米CNN、英紙デイリー・メールは、米航空宇宙局(NASA)の観測データによると、現在約4700個の小惑星が「衝突・落下などで地球を脅かす可能性がある」と伝えた。さらに、英サウス・ハンプトン大学の研究チームは「衝突が起きればアジア地域は重大な被害を受ける。衝突の可能性が最も高いのは中国」とした。新快報が報じた。 【その他の写真】 NASAによると、脅威となりうる小惑星の軌道は、地球から500万マイル(約805万キロ)以内に位置。直径100メートルを超えるものは大気圏に突入し、地上に墜落する可能性があるとみられる。報道では、小惑星1つが落ちただけで都市に壊滅的な打撃になると予測した。落下する可能性が高い国は以下の通り。 (1)中国(2)インドネシア(3)インド(4)日本(5)米国(6)フィリピン(7)イタリア(8)英国(9)ブラジル(10)ナイジェリア(翻訳・編集/AA)
NASAの広視野赤外線掃天探査機「WISE」が、PHAの総数や起源、それらが持つ危険性について、新たな情報をもたらした。 PHAとは、地球の軌道に最も近い軌道を持つ地球近傍小惑星の小集団を指す。小惑星同士の互いの距離は約800万キロメートルだ。地球の大気を通過しても消滅しないため、地球に衝突するなどして、地表に部分的なダメージを与えると考えられている。 「WISE」が抱えているミッション「NEOWISE」において、PHAのサンプルを取り、その総数を予測したところ、およそ4,700個、直径は約100メートル以上であることが示唆された。ただし、計数の誤差は1,500個ほどあるとされる。 実際に確認されているPHAは全体の20~30%と考えられており、その全貌を捉えるには今後20年間の集中的な研究が必要だとの声もある。さらに、低い軌道傾斜角の軌道には、これまで考えられていた数の2倍のPHAが存在
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