11月15日、ECBのアスムセン専務理事は、ECBが来年欧州の主要銀行に対して実施する健全性審査で資本不足の銀行が出た場合に備えて、ユーロ圏各国政府は財務面での支援が出来るよう準備しておく必要があるとの認識を示した。写真は9月、フランクフルトで撮影(2013年 ロイター/Ralph Orlowski) [ブリュッセル 15日 ロイター] -欧州中央銀行(ECB)のアスムセン専務理事は、ECBが来年欧州の主要銀行に対して実施する健全性審査で資本不足の銀行が出た場合に備えて、ユーロ圏各国政府は財務面での支援が出来るよう準備しておく必要があるとの認識を示した。 15日の欧州連合(EU)財務相理事会では、銀行の資産レビューに間に合うようバックストップ(安全網)を整備することを協議する予定。アスムセン専務理事は財務相理事会前に記者団に対して「この問題をきょう議論する」と述べた。
![ユーロ圏の銀行、ECB銀行審査に向け安全網が必要=専務理事](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9a6c25c5347c56e0e3be9fede408320e68caf550/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fjp.reuters.com%2Fpf%2Fresources%2Fimages%2Freuters%2Freuters-default.webp%3Fd%3D172)