更新/挿入/削除のSQLを高速化する3つの技とは?:Oracle SQLチューニング講座(12)(3/3 ページ) パラレルDMLを利用する これまで説明した検索処理のチューニング・テクニックでは、パラレルクエリ機能を利用することで、膨大なレコード数を持つ表の検索処理を高速化できました。DML処理についてもパラレルDML機能を使用することで、膨大なレコードの挿入、更新、削除処理を高速化できます。 Oracle9i R2以前では、パーティション表でのみパラレルDMLを実行することができましたが、Oracle9i R2からは1パーティション内や非パーティション表(通常の表)においても、パラレルDMLが実行できるようになりました。 DMLをパラレルで処理しますので、パラレルクエリと同様に複数CPUが搭載され、CPU使用率などシステムリソースに余裕がある環境で利用することで効果が期待できます。