タイの洪水被害が大きく報じられる中、隣国・カンボジアも深刻な状況にある。現地の発表によれば2011年10月末の時点で250人近くが死亡、国土の50分の1にあたる40万ヘクタールが水没しているという。 北西部・シェリムアップ州で活動する日本国際ボランティアセンター(JVC)では、「洪水発生から1か月になるが、いまだに水深1メートル近いところもある。住宅は高床式が多いので比較的安心だが、収穫を直前に控えた田んぼの被害が深刻で年明け以降の食料危機が心配だ」と話す。 JVCではすでに緊急の食料および家畜の避難支援を行っているほか、来年の情勢を見て食料・種もみなどの援助を計画しているという。またサイトなどを通じ、個人からの募金を受け付けている。
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