クリンダマイシンは、リンコマイシン系の抗生物質。 商品名としては先発品にダラシン、ダラシンTゲル、ミドシンなどがある。 薬理[編集] リボソームの50Sサブユニットを阻害して細菌のタンパク質の合成を阻害する。蛋白合成阻害薬として、機序はマクロライド系抗生物質と同じだが、化学的構造は全く異なる。 スペクトラム[編集] 細菌において、グラム陽性菌、嫌気性菌、マイコプラズマに効能を持つが、グラム陰性菌には効かない[疑問点 – ノート]。 マラリア(キニーネと併用)[1] トキソプラズマ(ピリメタミンと併用) ニューモシスチス(プリマキンと併用) 適応症[編集] クリンダマイシンは嫌気性菌への抗菌活性のため誤嚥性肺炎や、他の抗菌薬の併用剤として用いられることが多い。中枢神経系への移行は極めて悪く、嫌気性菌による脳膿瘍・髄膜炎などでは用いられない。 誤嚥性肺炎 グラム陽性菌と嫌気性菌をカバーする。口
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