ホルマリン固定→そのままでは細胞が死んだ後死後変化や腐敗が起こるのでホルマリンにより蛋白質を変性させ、死後変化やバクテリアの増殖を防ぎます。 内因性ブロッキング→あなたの質問が大変説明不足ですが、これは内因性ペルオキシダーゼブロックでしょうね。DABで発色していますので、おそらく二次抗体にペルオキシダーゼという酵素がついていて、ペルオキシダーゼが無色のDABを茶色に変えてくれます。しかし細胞には内因性のペルオキシダーゼがもともとあります。小学生の理科の時間に、大根おろしや、レバーに過酸加水素(オキシドール)をかけて酸素を出す実験をしませんでしたか?また怪我をしたときに消毒のためにオキシドールをかけても泡が出ます。これが細胞に含まれるペルオキシダーゼによる過酸加水素を酸素と水に分解する反応です。全ての細胞が細胞を過酸化物から守るためにペルオキシダーゼをもっているためにブロックしないとDABに