熊本県立水前寺大学の天草八代・農学部教授の研究グループは5日、皮なしスイカの開発に成功したと発表した。 天草教授が開発したスイカは「月美人」と呼ばれる品種を改良したもの。この月美人の種を広島型原爆の3倍程度の放射線(約300シーベルト)に1年間被ばくさせることで種の中の遺伝子を組み替えた。 この被ばくした種100個を植えて育てたところ、立方体の実をつけるスイカや、食虫スイカ、中には、スイカの種を植えたにもかかわらずメロンが育つものもあった。 その中に一株、皮のない真っ赤なスイカがなっている木を研究員が発見。たわわに実ったスイカをもぎとって調べたところ、放射線被ばくによりスイカの皮を作る遺伝子が破壊されていることが分かった。 天草教授は「昨今若者のスイカ離れが顕著になっているが、その大きな原因の一つに『皮がついているから』というものがある。このスイカの木が普及することで少しでもスイカ需要が高
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