日本ゴルフ界のレジェンド樋口久子プロ、日本女子ゴルフ創世記から牽引してきた、まさにパイオニアです。 一方で低迷する男子ゴルフ界を現在のように盛り上げたのが日本プロゴルフ会会長だった松井功氏です。 2人の数奇な運命を通して、現在のゴルフ会の隆盛へと繋がる道を確認していきたいと思います。 賞金女王樋口久子とレッスンプロの松井功は格差婚の先駆者? 少し長めのゴルフキャリアがあれば誰もが知っている樋口久子プロ、長いキャリアでは「日本人初」をほぼ手にした稀代の大選手で、若い頃は「チャコ」の愛称で親しまれた人気者でした。 晩年は日本女子プロ協会の会長として、現在の女子プロトーナメントの隆盛を造り上げたばかりか、裾野を広げるためのジュニアゴルファーの育成に尽力され、ゴルフ振興に尽力されて名を残した人です。 一方で松井功プロは、日本ゴルフ発祥の地である神戸で出生しますが、プロに合格するまでは河川敷の東京都