9月27日に開催されたLINE Developer meetup #45 in Kyoto での登壇資料ですRead less
![ソフトウェアでのパケット処理あれこれ〜何故我々はロードバランサを自作するに至ったのか〜](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7bede9dddef135a27b7baa81dd5a5d25a7e8405a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.slidesharecdn.com%2Fss_thumbnails%2F20180927linedm45kanemaru-180927114751-thumbnail.jpg%3Fwidth%3D640%26height%3D640%26fit%3Dbounds)
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次のページ 前のページ 目次へ 11. ネットワーク ネットワーキングと Linux とはほとんど同義語である。本当の意味で、Linux は インターネットもしくは World Wide Web(WWW) の産物である。開発者やユーザたち はウェブを使って情報やアイデアやコードを交換しているし、Linux そのものが組織に おけるネットワークへの要求を満たすために利用されている。この章では、TCP/IP と 総称されるネットワークプロトコルを Linux がどのようにサポートしているかを 解説する。 TCP/IP プロトコルが設計されたのは、ARPANET に接続されたコンピュータ間 での通信をサポートするためであった。合衆国政府によって設立されたアメリカ の研究用ネットワークである ARPANET は、ネットワークの基本概念を作り出した パイオニアであり、その中には、パケットスイッチング
先日、アンドリュー・タネンバウム先生のコンピュータネットワーク第5版を読んでいると気になる記述が出てきた。 曰く、TCP再送タイムアウト時間(RTO)は下記の式で求められる。 RTO = SRTT + 4 * RTTVAR SRTTとは平滑化したRTT値、RTTVARとは標準偏差…ではなく平均偏差(計算の簡略化のため)である。単にRTT値だけを元にタイムアウト時間を設定してしまうと、RTT値のブレが大きいときに不要なタイムアウトが発生しやすくなる。なので平均偏差も足しましょう…それも4倍もしておけば、いくらなんでもパケットが到達して相手が生きているならば応答が返ってくるはずだろう、と。そういう式である。OK、話はわかった。 しかし信じがたい記述が続く。 再送タイマー最小値は1秒となっている。これはスプリアス再送を防ぐために選ばれた値である。 本当だろうか?だったら計算なんてする必要はない。
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