Windows 8 開発者プレビューでの開発を試していたところ、非同期プログラミングを簡単に書ける await キーワードが面白かったので紹介します。Windows 8 用に Metro アプリを開発する場合、WinRT(Windows Runtime)というフレームワークを使ってプログラミングします。WinRT では、UI 応答速度を上げるための工夫として、少しでも時間がかかる可能性のある処理は、非同期の API のみが提供されています。なんかめんどくさそうですよね。いえいえ、そんなことはありません。.NET 5 から導入される async/await キーワードでとても簡単に書けてしまいます。HelloWorld アプリケーションのサンプルたとえば、HelloWorld アプリケーションでは次のようなサンプルが紹介されています。 // UI を表示するページのコンストラクタ // UI