「ものを書くときには、頭の中でセンテンスの最初から最後のマルのところまでつくれ。つくり終ってから、それを一気に書け。それから次のセンテンスにかかれ。それを続けて行け。そうすれば早いし、いい文章ができる」(p240) ― 丸谷才一 『思考のレッスン』 丸谷氏は、随筆などを読む限り筆記具派。この心得は、ワードプロセッサーで文章を書く場合にも当てはまるのでしょうか? 僕は典型的な「書きながら考える」派です。とにかく書き出して、それから切り貼りをして文章を整えます。書き終えた後には、使われなかった断片が文章の下に大量に発生しています。今のところそれで困っているわけではありませんが、もう一段いい文章を書くために何をしたらよいか、漠然と考えておりました。 ここ数日は上記の教えに従って、各種の文章を「頭の中で完成させてから書く」ようにしています。これが意外と辛い。まだ効果のほどは定かではありませんが、こ
![文章は、頭のなかで完成させてから書くべきか:発想七日!:オルタナティブ・ブログ](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/587e4671a09f899e86ab4a9d0575e049fd2a27a8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fblogs.itmedia.co.jp%2Fmt-static%2Fsupport%2Fassets_c%2Fuserpics%2Fuserpic-8-100x100.png)