米Microsoftが1月8日に発表したFast Search & Transfer(FAST)を12億ドルで買収する計画は、数十億ドル規模のエンタープライズ検索市場でリーダーの地位の獲得を目指す試みであるとともに、GoogleやIBMなどに対する挑戦でもある。 Microsoftのビジネス部門担当社長、ジェフ・レイクス氏は8日、エンタープライズ検索市場では、AutonomyやFASTなどが提供するハイエンドの専門的な検索技術か、GoogleのSearch ApplianceやIBMのOmniFindといった一般的なインフラ製品が顧客の選択肢となっていると述べ、こうした現状に憂慮を表明した。 こうした中では、社内のさまざまなニーズに対応できる検索技術のポートフォリオを整備しようとすると、顧客は異なるベンダーの技術を選んで組み合わせざるを得ないことになる。 「顧客は、検索ソリューションが社内
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