高校の卒業式を迎えました。 父は「3年間早かったな」と感慨深げで、 「お母さんも天国で喜んでいるよ」と言いました。 母は私が中学生の時に亡くなっています。 夕食の後、父が封筒を渡してくれました。 封筒の表には母の筆跡で私の名前が書かれてありました。 「お前が高校を卒業したら渡してくれと言われていた」と父。 それは亡くなる前に母が私宛てに書いてくれた手紙でした。 「高校卒業おめでとう」で始まった手紙には、私の成長を見届けられなかった事を詫びる言葉、 少女から大人の女性に育つ過程において様々な悩みにぶつかるであろう私に、母親として傍にいてあげられない 事が心残りであると書かれてありました。 全てはここに書けませんが、最後の「思いやりを持った優しい女性になって、お父さんのことを大事にしてあげてね。 私の分までどうか幸せになってほしい。あなたをずっと見守っています」の文を読んで私は泣きました。父も
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