「げんしけん」 斑目晴信の青春 講談社 アフタヌーンKC 全9巻 木尾士目 ※本文中の画像は、講談社アフタヌーンKC「陽炎日記」「五年生」「げんしけん」からの引用です(引用した図を開く)。 目次 1 はじまりはオタク観察 2 走り始めたキャラクター 3 斑目晴信の青春 4 荻上の春 5 コミフェス夏の陣 6 斑目晴信の青春パート2 7 恵子と長電話 8 軽井沢妄想通り 9 スー降臨 10 斑目晴信の青春パート3 扉(あとがき) 木尾士目「げんしけん」は、2002〜2006年、月刊アフタヌーン誌で連載された青春マンガである。都心から距離を置く椎応大学のサークル・現代視覚文化研究会を舞台に繰り広げられた、オタクと呼ばれる人々の悲喜こもごもを描いた群像劇である。 木尾士目は、デビュー作から一貫して20歳前後の若者の恋愛模様を描いてきた