動画の作品は、1944年に松竹によって製作された「桃太郎 海の神兵」。 製作は海軍省の命を受けてのもので、終戦間近となる1945年4月に公開されています。 戦時下に作られたものとしては意外なくらいに穏健な雰囲気ですが、 これはディズニー映画「ファンタジア」を観た監督の瀬尾光世氏が、 「ファンタジア」のように子供たちに夢と希望を与えられる作品にしたい、 という意図があったことが影響しているそうです。 また、この作品を当時観た手塚治虫氏も瀬尾監督のその隠された意図を理解し、 涙を流すほどの感動を覚えた、という逸話もあります。 関連記事:海外「時代の先を行ってる」 戦時中に作られた日本アニメに外国人感銘 投稿者さんのチャンネルから全編ご覧いただけます。 ■ こんなに心温まるプロパガンダ映画がかつてあっただろうか。 いや、本当に中傷するような意図はまったくないよ。 この究極的に愛らしい映画が公開さ
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