嫌な記憶よ、さようなら~記憶を意図的に忘れる~について 「心理学ミュージアム」は、心理学に関わる職種の方だけでなく、心理学に興味のある方、心理学関係の進路を考えている中学生、高校生にも興味を持っていただけるものを目指しています。アカデミックな心理学の内容を、親しみのもてる雰囲気の中で楽しみながら学んでいただけます。
女性作家の青春小説を中心とした作品を読んでいてよく感じることなんですが、 男同士の友人関係というものが、実際の男同士の友情関係と微妙にちがうというか 違和感を感じてしまうことって、男性のみなさんはないでしょうか? 同じく男性作家の描く女同士の友人関係というのも同じ感覚が生じているはずです。 なにがちがうのかというと、なかなか言葉にしにくいのですが やっぱり男と女とでは友達関係というものの捉え方や在り方に差があるからなんでしょう。 今回はそのことについて考えていこうと思います。 まずは私も男なので、より身近な男子編からです。 まず男同士の友人関係というを一言でかたづけるなら「腐れ縁」とでもいいましょうか。 男性作家の描く理想的な友達関係というのは、たいていこれに尽きますし 現実の友達関係というのも、この「腐れ縁」につながっているものが多いはずです。 これは多分、女子には理解しにくい概念なんじ
2012年6月13日 明和政子 教育学研究科准教授、岡ノ谷一夫 東京大学大学院総合文化研究科教授と科学技術振興機構(JST)戦略的創造研究推進事業 ERATO型研究「岡ノ谷情動情報プロジェクト」の松田佳尚 研究員らは、赤ちゃんの「感情の発達」と「母親を認識する能力」の関係を研究し、母親と他人を半分ずつ重ね合わせた「半分お母さん」の顔を見ようとしない「不気味の谷」現象を発見しました。 生後半年以降の赤ちゃんは母親と他人を区別したうえで、両者を好んで見ることが知られています。「母親(親近感)」と「他人(目新しさ)」は、全く違う存在にも関わらず、赤ちゃんが両方を好んで見るため、どのように母親と他人の区別をしているのか分かりませんでした。また、どの程度母親の顔に敏感かも不明でした。 本研究グループは、この問題を解明するために、生後7~12ヵ月の赤ちゃん51名が、母親、他人、「半分お母さん」の3種類
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