メシアン:ピアノ独奏曲全集 ロジェ・ムラロ(P) 現代最高のメシアン弾きと呼ばれるムラロ(ミュラロ)による全集。色彩表現、造形表現の両面に長けたムラロの演奏には、師のロリオを上回るインパクトがあり、この全集が今後のスタンダードとなるのはまず間違いのないところです。 【収録情報】 CD1 幼な児イエスにそそぐ20の眼差し(1944) 1 父なる神の眼差し I regard du pere 5:06 2 星の眼差し Ii regard de l'etoile 3:02 3 交換 Iii l'echange 3:24 4 聖母の眼差し Iv regard de la vierge 4:57 5 御子を見つめる御子の眼差し V regard du fils sur le fils 6:33 6 神により、すべては成された Vi par lui tout a ete fait 10:44 7 十字架
佐渡さんがトゥーランガリラを!と少々驚きながら購入。まことに素晴らしい演奏。ソリストのお二人はもちろん、トーンキュンストラー管の分厚い響きに魅了されました。ライヴ収録ならではの独特の緊張感も良い点ですね。さて、本盤の大きな特徴は、全体的に響きが明瞭であることです。音が複雑に絡み合う箇所でも、それぞれが何をやっているかがはっきりと分かりました。これは非常に重要な点で、トゥーランガリラのように大規模な曲はしばしば音が混濁するのですが、本盤はあちらこちらで鳴っている音が見事に調和して聞こえてきます。録音が優れているからともいえますが、佐渡さんのアンサンブルをまとめあげる手腕によるところも大きいと思われます。また、パーカッションの鳴りが明瞭で聴きやすく、オンド・マルトノもオケに隠れることなくきれいに響いていて、メシアン作品特有のリズムの妙技を思いきり楽しむことができます。他盤(よく聴いていたのはミ
2005年4月6日 (水) ミュラロのメシアン 『幼子イエスにそそぐ20の眼差し』 フランスの名手、ロジェ・ミュラロによる興味深いメシアン映像作品の登場。ミュラロといえば、メシアン・ピアノ作品全集が世界的に注目を集め、わが国でも吉田秀和氏などが高く評価していたのが記憶に新しいところです。 すでにメシアンの権威として認められている彼だけに、CDに収録されていた『幼子イエスにそそぐ20の眼差し』も見事なものでしたが、映像が付くとまた別の面白さがあります。 『幼子イエスにそそぐ20の眼差し』は、カトリック的な世界観と、メシアンならではの愛や鳥、宇宙についての考えが投影されたピアノ作品で、複数の循環主題をもとに全曲が緊密に構成された傑作中の傑作。 今回のDVDセットには、『幼子イエスにそそぐ20の眼差し』全曲映像に加えて、興味深いドキュメンタリー映像も収録されており、総収録時間は3時間半に及んでい
¥10,595(税込) ポイント数:21 輸入盤 CD 発売日: 2005/08/17 組枚数: 18 規格品番: 2564621622 レーベル: Warner Classics ジャンル: CLASSICAL > CONTEMPORARY WARNER(ERATO)レーベルの金字塔!メシアン・エディション、全18枚ボックス! 20世紀フランスにおける最大の作曲家の一人、メシアンは、晩年においてなお、精力的な音楽活動(作曲)を展開しました。戦後におけるメシアンは、非ヨーロッパ民族音楽、ミュージック・コンクレート、リズムにおける音列技法などに注目探求し、“鳥の鳴き声”を基礎とした作品を発表していきます〜自然界の全てに絶対者の造化の妙を見るという『カトリックの世界観』に立脚。 ブーレーズらの偉大な門下を輩出して、全く新しい音響を探求して、戦後前衛音楽に大きな影響を与え続けました。 今回
ヴァント/メシアン、ウェーベルン、フォルトナー ヴェーベルンの「6つの小品」とカンタータ以外はCD初のレパートリー。 ・メシアン:神の降臨のための3 つの小典礼[1966年] ・ウェーベルン:カンタータ第1番[1966年1月21日] ・ウェーベルン:管弦楽のための6つの小品 op.6[1966年5月21日] ・ウェーベルン:管弦楽のための5つの小品 op.10[1968年2月9日] ・フォルトナー:オーボエと管弦楽のためのアウロディー[1966年] バイエルン放送合唱団 (合唱指揮:ヴォルフガング・シューベルト、タイニー・ヴィルツ、ローター・フェイバー) バイエルン放送交響楽団 ギュンター・ヴァント(指揮) 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール[ライヴ]
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