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インフラとASCIIに関するinuji621のブックマーク (4)

  • なぜネットワークはループを作ってはいけないの? (1/2)

    Q. なぜネットワークはループを作ってはいけないの? A. 同じ経路をぐるぐる回り、他の通信を邪魔してしまうから。 EthernetとIPネットワークのループ ネットワークは情報を伝達するための仕組みであり、通常、ネットワークに障害が発生しても通信が断たれないよう、障害箇所を迂回するために複数の経路を持つのが一般的である。いくつも経路を持っておけば、一方の経路が使えない場合でも迂回経路を使って宛先に向かえばよい。 実はネットワークのループとなる経路は、一般的に障害対策の意味もあり、通信を維持するための仕組みでもある。しかし、LANにおいて問題となるループが2種類ある。スイッチングハブまたはL2スイッチを単純に接続した「物理的な経路のループ」と、IPネットワークを構成するルータの経路情報の矛盾によって発生する「論理的な経路のループ」である。この2つの現象について、その原因と対策(防衛策)をみ

    なぜネットワークはループを作ってはいけないの? (1/2)
  • ルータの向こうに広がるネットワーク (1/5)

    インターネットは、ネットワークとネットワークがつながってできている。ここでは、ネットワークをまたいで行なわれる「間接通信」について、クライアントの視点で見ていきたい。重要なキーワードは「ルーティング」だ。 パケットを届ける「ルーティング」 データの送信元のクライアントは、宛先のホストとネットワークアドレスを比較して、通信相手のホストが異なるネットワークに所属していると判断すると、パケットをルータに送るようになっている(図1)。このように、パケットの送信先を決めることを「ルーティング」という。 ルーティングの目的は、パケットを宛先ホストが所属するネットワークに届けることである。ルーティングはおもにルータやレイヤ3スイッチの役割だが、実際にはクライアントレベルでもルーティングが行なわれている。ルータによるルーティングと比較してシンプルな動作をするので、ルーティングの基動作を知るにはちょうどよ

    ルータの向こうに広がるネットワーク (1/5)
  • 1GbpsのEthernetの実現手段を知ろう (1/4)

    当初10Mbpsで登場したEthernetだが、伝送技術を改良することで、伝送速度を向上させている。そこで、まずEthernetの物理層に関する前提知識を紹介し、続いて10Mbps、100Mbps、1Gbpsと高速化していくEthernetの伝送技術の仕組みを解説していこう。 物理層の役割と基 Ethernetといえば、データリンク層の制御技術であるCSMA/CDがテーマとしてよく取り上げられる。しかし、Ethernetを支えているのは、その下位の物理層である。物理層のもっとも基的な機能は、0と1で表わされたデータを、電気信号に変換し、ケーブルに流すことである。 単純に考えると、データが1なら1V(ボルト)、0では0Vとし、通信速度を上げたければ電気信号の変化(周波数)を高速にすればよさそうだ。たとえば、1秒間に1000万(10M)回の信号変化があれば(これが周波数10MHz)、10M

    1GbpsのEthernetの実現手段を知ろう (1/4)
  • レイヤ3の論理設計とL3スイッチの活用法 (1/4)

    大規模ネットワークのサブネット分割 Ethernet上で動作する通信プロトコルは、端末同士の通信を開始するにあたり、例外なくブロードキャストパケットを送受信する。ブロードキャストは、ネットワーク内のすべての端末が受信し、処理を要求されるパケットだ。 しかし、このブロードキャストパケットが大量に送信されると、ブロードキャストパケットが到達する範囲(=ブロードキャストドメイン)の端末の処理能力を浪費することになる。また、スイッチ導入以前のCSMA/CD方式のEthernetではコリジョンが大量に発生して、LANの効率が著しく下がる。経験的には、秒あたり100程度のブロードキャストパケットが送信されると、コリジョンの多発やパソコンの処理能力の低下により、LAN全体の性能が著しく低下する「ブロードキャストストーム」に陥ることがある。 これを防止するには、ブロードキャストドメイン内の端末台数を減らす

    レイヤ3の論理設計とL3スイッチの活用法 (1/4)
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