<ka-ron> 言論誌「アステイオン」が最新号(11月発売)で「アカデミック・ジャーナリズム」という特集を組んだ。編集委員の武田徹・専修大教授は巻頭言でこう述べている。「アカデミズムとジャーナリズムを仲立ちしつつ両者を刷新するアカデミック・ジャーナリズムを、激変する情報社会環境の中でいかに維持・発展させてゆくか。本特集の中にそのヒントが見つけられることを期待する」 拙稿「『アカデミ・ジャーナリズム』の試み」も掲載された。アカデミ・ジャーナリズムとは私の造語だが、これまでの経験から、学術的な知識や手法を取材に取り入れる重要性について書いた。