機関銃(マシンガン)は、小銃用の弾薬を使用し、引き金を引いている間、連続して弾丸を発射し続ける全自動連射(フルオートマチック)銃をいう。通常、三脚や二脚、車両や航空機などに装着し、安定させて使用・射撃する。機関銃とよばれるのは、小銃弾薬を使用する口径12ミリ程度のものまでで、それより大きな口径の弾薬を使用するものを機関砲とよぶ。全自動連射銃のなかで、小銃の形をしているものは、自動小銃(オートマチック・ライフル)とよび区別する。現代の軍用小銃のアサルトライフル(突撃銃)は、全自動発射できるが、自動小銃に区分されて機関銃とはよばない。また、拳銃(けんじゅう)弾薬を使用して全自動連射のできる銃は、サブマシンガン(機関短銃/マシンピストル)とよび、マシンガンと区別される。 [床井雅美] 機関銃の発展史機関銃は、連発銃を開発するなかで発明された。初期の機関銃は、多数の銃身を並べて弾薬を装填(そうてん
![機関銃(キカンジュウ)とは? 意味や使い方 - コトバンク](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/0a69ecf14b2ffce21bb9364553f8afc929dc1f09/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fkotobank.jp%2Fimage%2Fdictionary%2Fdaijisen%2Fmedia%2F114690.jpg)