コスモ石油の精油所火災を受けて、「雨などと一緒に有害物質が降る」というチェーンメールが広がっている。同社は「人体に及ぼす影響は少ない」と否定。 東北の地震による千葉のコスモ石油精油所の火災について、「有害物質が降るので注意」とするチェーンメールが広まっており、コスモ石油はWebサイトでこれを否定した。 チェーンメールは「コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降る」といった内容だが、同社は「タンクに貯蔵されていたのはLPガスであり、燃焼により発生した大気が人体へ及ぼす影響は非常に少ない」と説明している。 千葉県も、「爆発火災のあった施設での物質の性質、市原市地域の大気環境の測定状況から、メール等で流されている事実はない」としている。 チェーンメールの一部は「厚生労働省より」と称しているが、同省は「厚生労働省からのメールではない」と否定している。
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