承前 どこまで話したんだっけ。。。 そうそう、この本の主題は野依秀市伝だが、野依は一般人から完全に忘れられていたこと。ただ、一部の読書人には注目されて先行文献があること(一番くわしいのは、梅原正紀――かの北明の息子だよ――)。伝記でもあるけれど、群小新聞社史――とゆーか、イエロージャーリズム史――でもあること。その小新聞を現在、閲覧するにはどーすればいいのかということだったように思う。 http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20120525/p2 で、頼りになってた新聞総目がずいぶんダメなものになっちゃって、しょうがないが、それはともかく戦前の『帝都日日』はどうやら昭和8年のものが明治新聞雑誌文庫に残ってるほかは、ろくに残ってないということがわかった*1。 しかるに、佐藤先生の野依伝は、昭和8年をすぎてもズンズン進み、どんどん『帝都日日』の本文を引用しまく
![佐藤卓己『天下無敵のメディア人間』を方法論的に読み解く!(下):ホットパート集から輯逸! - 書物蔵](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/20a2d773bcde57e8819da143d836922f11e13387/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2Fs%2Fshomotsubugyo%2F20120611%2F20120611152119.jpg)