応答曲面法による最適化設計の第3回の本記事は、「スクリーニング実験」について説明をします。フローでは以下の位置になり、必要に応じて実施をする箇所になります。 本記事の範囲 スクリーニングとは 応答曲面法のイメージ図をご覧ください。下図は、設計変数は2つの場合について描いたものです。 応答曲面法のイメージ 設計変数が2つなので、2次元平面にプロットできます(図の底面)。そして、その2次元平面に垂直な方向に目的関数の値(実験データ)の軸が配置されます。この実験データにフィットする曲面を生成するのが、応答曲面法です。つまり、この場合、応答曲面は3次元空間内の曲面です。 しかし、設計変数の数が2より多い場合はどうなるでしょうか。 応答曲面が存在する空間は4次元以上になります。並の人間には知覚できません。計算結果は出力されますが、図示できないため、結果解釈の難易度が跳ね上がります。 このように、設計