北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は6月27日、同国が複数の弾頭を搭載したミサイルの開発を目的とした重要な実験に成功したと報じた。2022年7月、軍事境界線の非武装地帯(DMZ)で撮影(2024年 ロイター)
北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は6月27日、同国が複数の弾頭を搭載したミサイルの開発を目的とした重要な実験に成功したと報じた。2022年7月、軍事境界線の非武装地帯(DMZ)で撮影(2024年 ロイター)
12年の「強盛大国」建設を目標に、北朝鮮は国を挙げて経済難からの脱却を模索する。首都平壌(ピョンヤン)の街並みを急ピッチで整え、金正日(キム・ジョンイル)総書記から三男正恩(ジョンウン)氏への後継作業も着々と進める。中東で民主化運動が広がり、隣国・中国はネット世論に神経を使う。北朝鮮でも地方から脱出住民(脱北者)が出る。しかし、平壌を見る限り、金総書記の権力基盤を脅かすような動きは全く感じられない。【平壌で西岡省二】 8月31日午前、市中心部にある主体(チュチェ)思想塔の展望台(高さ150メートル)に立つ。大同江(テドンガン)を挟んだ対岸の中区域倉田(チャンジョン)地区を見れば、人民大劇場と高層マンション群の建設現場が目に入る。 砂ぼこりの立ち込める中、屋上では数十人の作業員が行き来していた。周辺の交通は遮断され、平壌冷麺の老舗「玉流館(オクリュウグァン)」も休業中だ。「来年4月に完成予定
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く