オウム真理教の荒木浩を主人公とする自主制作映画『A』発表以降、現代を代表するドキュメンタリー作家として知られる森達也氏。現在もノンフィクションを中心に旺盛な執筆活動を展開しているが、たまるストレスも多いという。 (取材・文/奥島俊輔[青丹社]、写真/五十嵐絢也) 森達也(もり たつや)。1956年生まれ。俳優、不動産会社、広告会社などを経て、86年テレビ番組制作会社に入社。以降、報道、ドキュメンタリーを中心に40本以上の番組を手がける。98年、自主制作映画として『A』を発表。2001年の『A2』発表以降、ノンフィクションを執筆しながら『放送禁止歌』『1999年のよだかの星』などテレビドキュメンタリーも制作。著書は『職業欄はエスパー』(角川文庫)『東京番外地』(新潮社)『いのちの食べかた』(理論社)『ドキュメンタリーは嘘をつく』(草思社)など多数(画像クリックで拡大) ――ドキュメンタリー映