.NETアプリケーションを開発する際、そのアプリケーションは何らかの外部のアセンブリが持つ機能を利用することになる。例えば、Windowsアプリケーションを開発するには、.NET Frameworkの基本機能が搭載されているSystemアセンブリ(=「System.dll」ファイル)や、Windowsフォーム作成機能を持つSystem.Windows.Formsアセンブリ(=「System.Windows.Forms.dll」ファイル)などを利用しなければならない。 つまり、これらのアセンブリへの「参照」を(最終的にはコンパイル時に)設定しなければならないのだ。といっても、この参照設定はVisual Studio(.NET 2002/2003および2005)を使って開発を行う場合は非常に簡単だ。次の画面のように、IDEのソリューション・エクスプローラから表示される[参照の追加]ダイアログで