HTML5などのWeb標準技術で現状簡単には対応出来ないものの一つがコンテンツの著作権保護だ。HTML5のビデオやオーディオ要素についても一時騒がれていたコーデックの統一などはWebMの登場などもあってだいぶ落ち着きつつあるが、著作権保護、すなわちDRMについては現状まだ決定打が無い。 そもそもDRMはコンテンツをコンテンツホルダーが付与した権利を超えて利用することを防ぐ技術だ。多くはライセンスを付与した対象者以外の人が利用することや対象者であっても許可された以外の使い方をすることを防ぐために利用される。後者には利用するデバイスを制限したり、許可されたデバイス上で閲覧(表示)は出来るが、テキスト部分のコピーを許さなかったり、印刷を許可しなかったりなどが行われる。 DRMはキリがない。優秀すぎる技術、柔軟すぎる技術は使う側をわがままにさせる。良く言われるように、セキュリティやプライバシー、コ