『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』志駕 晃 (著) 宝島社文庫 あらすじ「丹沢山中連続殺人事件」の犯人である浦井のPCを調べていた、神奈川県警生活安全サイバー犯罪対策課の桐野良一。新たな死体が発見され、その犯人捜査のために浦井に協力を要請する桐野に対し、浦井はある取引を持ちかけてきた…。 現場で発見された死体の中で、犯人である浦井は殺したのではないと主張する女性のものがありました。被害者との接点を探るべく、浦野のPCを調べていた桐野ですが、見つけることができませんでした。 一方で、浮かび上がってきたのは伝説のクラッカーM。この謎のMに迫るべく浦井に協力するよう、浦野は持ちかけます。 まとめスピーディーな展開で、最後までぐいぐいとひきつけます。PCもスマホも、あっという間に誰かに監視されてしまう、背筋がヒヤリとするミステリです。 <こんな人におすすめ>1作目の『スマホを落としただ