印刷 関連トピックスNTTドコモKDDIソフトバンク 総務省は29日、新たに携帯電話用として使う周波数(900メガヘルツ帯)を、ソフトバンクモバイルに割り当てると決めた。ソフトバンクは、新周波数の活用で通信回線に余裕ができ、携帯大手3社のなかでも電波が「つながりにくい」とされる状況から脱することができると期待している。 割り当てられる周波数は、障害物があっても電波が届きやすい「プラチナバンド」。割り当てを申請した4社では、NTTドコモとKDDIにはすでに別のプラチナバンドが割り当てられており、実際はソフトバンクとイー・アクセスによる一騎打ちだった。 プラチナバンドをまだ持たないことや、いま使える周波数幅あたりの契約数が最も多いことから、ソフトバンクに割り当てが決まった。 ソフトバンクは周波数獲得を見越して昨年夏からすでに一部の基地局の工事を進めている。今年7月から新周波数の一部を使