結果は3-1でサントスの勝利。サントスのゴールは、すべてエリア外からのシュートだったのが衝撃的だった。日本と世界のトップクラスを比べると、シュートを選択する範囲が違うのだろうなと、感じさせられる。この位置から打たせてもいい、という、いつもなら正解の判断が、世界と試合をするとNGになるのだから、その判断基準の切り替えはとっても難しいだろう。 柏の主な攻撃方法を最初に振り返る。 大雑把に言うと、SHが中央に絞って、SBが空いたスペースに飛び出す。田中が試合に出ているときは、レアンドロ・ドミンゲスとワグネルの曖昧なポジショニングに田中も加わるので、中央の破壊力が増す傾向がある。特徴なのは、栗澤と大谷はほとんど攻撃参加しない。SBが攻撃の横幅を確保する役目なので、守備要員として、後方に残るためだろう、多分。 なので、ボールを運ぶのはCBとDHの仕事である。で、サントスはしっかりとこの位置に選手を配