またもGoogleが 反トラスト監査を受けている。今回は同社が絶版書籍をスキャンするために作家協会に提案した和解案に関するものだ。まともな人の多くは、こうした本をスキャンしてデジタル化するのは良い考えだということに同意するだろうし、和解案ではさらに形ばかりながら書籍一作品当たり最大$60が著作権者に支払われる。 これに対する反発は数多く、それは「みなし子本」(著作権が残っているが著作権保有者が見つからないか、この和解のために作られた権利登録簿に登録していなかった本)に関してGoogleが決めようとしていることに対するものだ。著者やその他の著作権保有者が締切日(4ヵ月延長された)までに登録しなかった場合、和解案の下でGoogleは、親のない作品に起因するあらゆる著作権侵害に関して責任を持たない。懸念されているのは、これによってGoogleにあらゆる親なし作品の対する独占的権利が与えられてしま