岩瀬義昌さんの翻訳により、ついにエレガントパズルの日本語版が登場しました。書籍「スタッフエンジニア」の著者であるウィル・ラーソンが同書の前に執筆していた一冊で、スタッフエンジニアの中でもエレガントパズルは紹介されていました。スタッフエンジニアを読んだエンジニアリングマネージャーたちは、きっと本書の邦訳を心待ちにしていたのではないでしょうか。 幸運なことに「エレガントパズル」の翻訳レビューに関わる機会があり、出版前に一通り読んではいたのですが、あらためて完成した書籍を読み、これは現場で思い悩むEMの多くの悩みを解決してくれそうだな・・・と感じたので、そのポイントを書いておこうとおもいます。 おすすめポイント1 エンジニアチームの観点で組織づくりについて解説されている第2賞「組織」では、成長するチームの4段階、チームファーストに徹する、といった内容が含まれています。 いかにして負債を返済してい