三陸鉄道が8月に臨時列車 JR山田線乗り入れ盛岡直通 岩手県沿岸部を走る第三セクターの三陸鉄道は16日、北リアス線(久慈―宮古)からJR東日本の山田線へ乗り入れて盛岡駅に直通する臨時列車を、8月中旬に運行すると明らかにした。 帰省、観光シーズンに、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台になった久慈と東北新幹線の駅とを直結し、4月の全線復旧による乗客の伸びに弾みをつける。 三陸鉄道の望月正彦社長が株主総会後の記者会見で「三陸にはほとんどの人が新幹線で来る。利便性を向上させ、満足度を高めたい」と語った。運行は1週間~10日間程度。JRも同じ区間の列車を走らせる相互乗り入れとし、1日上下1本ずつになる見通し。