フォントストーリー(Story of the font) Chapter1:ラグランパンチ アニメ:キルラキルで行われた文字表現 《ラグランパンチ》は、フォントワークスのCATCH(キャッチシリーズ)の書体です。個性的でユニークな力強さをもっている書体で、書籍はもちろんアニメやテレビのテロップなど、非常に多くの媒体で使用されている書体です。 特にこの書体を効果的にご使用いただいたアニメ「キルラキル」(2013年10月〜2014年3月まで放送)という作品では、その文字表現におけるインパクトは絶大でした。 今回は、ラグランパンチにスポットをあて、その開発やこの書体の特徴を、アニメ「キルラキル」での使用方法などを事例にご紹介します。 また、本作の今石監督からは、この記事を作成するにあたって、「アニメ作品における書体の役割について思うこと」のコメントをいただき、ご協力いただきました。 制
■ 『キルラキル』の見どころは、アホの子(CV:洲崎綾)ですよね? こんにちは。榊です。 今日は、この10月から始まったTVアニメ、『キルラキル』に出てくるあの文字の話です。 これです。 『キルラキル』では、こんな風に大きなサイズの文字で頻繁にテロップ(?)が入るのですが、この文字、かなり太いですよね。 ここまで極端に太いフォントというと、視覚デザイン研究所のロゴGブラックが真っ先に思いつくので、てっきりそれだと思ったのですが違いました。 (手作業で加工するには違いが多すぎたのと、ライセンスの関係で視覚デザイン研究所のフォントを使う可能性は低いだろうと思われたので、変だとは思ったのですが、思い込んでしまっていました。) 正解は、フォントワークスのラグランパンチでした。 ツイッターで指摘されるまで、このフォントの存在を完全に失念してしまっていました(笑) 上がオリジナルの映像、下がフォント(
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