UIO: ユーザー空間でデバイスドライバ作成が可能に UIOがLinux Kernel 2.6.23-rc1でマージされました。UIOはユーザー空間でドライバを作成するための仕組みです。Hans-Jurgen Kochの提案したパッチで、Greg K-H経由でマージされています。 UIOは、これらのハードルがあるカーネル空間でのドライバ開発部分をテンプレート化することで簡便にしてしまいます。一部の定義をカーネル空間で用意する必要がありますが、大半の部分をユーザー空間だけで実装できるようです。メモリにデバイスのレジスタなどさえマップできればよい、あるいは割り込みの通知さえ行えればよいのであれば利用できます。 ユーザー空間でUIOを利用する側からは、/dev/uio0をopenしてmmapすると、デバイスのメモリ空間が見えます。また/dev/uio0からreadすると、割り込みが起きるまでブロ