津波は海上原子力発電所で乗り切ればいいというロシア的発想(動画あり)2013.07.11 12:006,625 satomi 原子力潜水艦、原子力砕氷艦を半世紀以上運行してきたロシアが、海上原子力発電所の建造を進めています。 陸上原発はコストとリスクが高すぎて建設しても割に合わない、そんなロシア極北・極東の遠隔地への電力供給が目的。 ご覧のように第1号「アカデミック・ロモノソフ(Akademik Lomonosov、Академик Ломоносов)」は2010年に進水したのですが(そう、日本の津波の前からのプロジェクトです)、その後、資金不足で開発が止まっていました。それが2012年12月に新たな契約が成立して開発再開、現在は2016年稼働開始を目指しています。 KLT-40形原子炉2基で生み出す電力は最大70MW――住民20万人の街の電力供給がまかなえるほどの規模です。 最初は都市