【井上】深圳(しんせん)という町に住んでいまして、中国に来て2年半ですね。でも、僕は中国でもずっとマンガを描いているだけで、ただの引き込もり。日本でもそうだったので、移住しても生活が変わらなかった(笑)。 【井上】僕は、そもそも中国語がびっくりするくらいできないんです。全部、月に頼ってしまうので。 【小栗】わかります。私も完璧なドイツ語は「お勘定お願いします」だけ(笑)。『中国嫁日記』を拝読しているんですけども、かなりのろけがオチになってますよね。4コマ目が「ジンサンと一緒じゃないと楽しくナイデス」っていう月さんのセリフだったりする。正直、初めて読んだときちょっとびっくりしました。これが許されてるなんて奇跡って(笑)! 【井上】そういうのはそこまで多くはないはず(笑)。実はですね、『中国嫁日記』を始める前に『ダーリンは外国人』からすごく学んだんです。で、何を学んだかというと、そののろけオチ
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