筐体に代表される板金加工において、ネジで部品締結を行う場合、皿モミ成形が行われることがあります。皿モミ成形とは、皿頭のおねじ部品頭部が出ないようするためのスペースを作る加工のことです。同じような加工方法として、座ぐり(ザグリ)加工がありますが、皿モミ成形は座面が90度のネジ(皿ビス)を使用するときに用いられるので、加工が円錐形となるのに対し、座ぐり(ザグリ)加工は六角穴付きボルトなどを使用するときに用いられ、円筒形に加工を行う方法です。 板金加工における皿モミ成形の図面記号は、丸を2つ重ねたものですが、表からの皿モミ成形は二重の実線の円で表し、裏からの皿モミ成形は外側の円は点線、内側の円は実線で描きます。いずれの場合でも、内側の円はネジが通る貫通穴を表し、外側の円は皿モミ成形の外形を表しています。また、皿モミ成形を行う場合の図面表記としては、貫通穴のサイズを記載する書き方の「φ3.2皿モミ
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